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世界への旅(旅行記)

香港―大陸中国南部

~太平天国の足跡を追って~

1991年3月15日-4月8日

香港―中国南部

私の初の海外となったのが、この旅行。
大学生だった22歳の春、3-4月に、24日間、華南を一人旅した。
当時まだ返還前だった香港から中国入りし、広州や、中国一の景勝地である桂林を経由して、武漢へ。そこから長江を下り、南京、杭州、上海と渡り歩く。
私が興味を持っていた太平天国がたどった道筋とほぼ一致する。
今にして考えれば、初の海外にしてはかなりディープな旅だった。

<注>

文中に何度か、物価に関する記述があるが、それはあくまで、当時の事であり、現在の物価はその当時の数倍に膨れ上がっている。
なお、当時のレートは1元=約25円。

実際の旅から8年もの年月をあけて執筆したため、記憶が明確でない部分も多く、他の旅日記と比べて詳細さに欠けています。また、安物のカメラを使用しており、写真はかなり粗悪です。

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