佐伯城
さいきじょう
続日本100名城 No.194
- 場所
- 大分県佐伯市字城山(地図)
- 築城時期
- 江戸時代初期(1606年)
- 築城主
- 毛利高政
- 主な城主
- 毛利氏
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 三の丸櫓門、石垣
- 概要
-
江戸時代初期、関ヶ原の戦いで徳川方(東軍)に与し海部郡に2万石を与えられた毛利高政により、標高144mの八幡山山頂一体に築かれた連郭式山城。山頂部に石垣造りの本丸、本丸外曲輪、二の丸、西出丸、北出丸を配置。6年の歳月をかけて1606年にほぼ完成するが、1617年、火災により本丸と天守を焼失する。毛利高尚の代の1637年、麓に三の丸が増築されて居館が移されて以降は、こちらが城の中心施設として利用される。その後山の上の建築物は荒廃するが、毛利高慶の代の1709年、天守以外の建物が復興、修復される。
明治に入り、1871年、佐伯県庁が置かれ佐伯城は廃城となり、建物は殆ど撤去されるが、山頂主郭部の石垣と三の丸跡の石垣、三の丸櫓門が現存する。
1984年、国の史跡に指定される。2019年、佐伯市の文化財(史跡)に指定される
鶴ヶ城、鶴屋城、鶴谷城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR日豊本線 佐伯駅から登城口まで
・上浦線、米水津線バスで内町入口下車、徒歩10分。
・徒歩30分。
・レンタサイクルで10分。
登城口から本丸まで山道を徒歩20~30分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 大分100名城巡り(4)―佐伯城
コメント(0)
コメントする