佐柿国吉城
さがきくによしじょう
続日本100名城 No.139
- 場所
- 福井県三方郡美浜町佐柿(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1556年)
- 築城主
- 常国国吉、粟屋勝久
- 主な城主
- 粟屋勝久、木村定光
- 分類
- 山城(比高160m)
- 遺構
- 曲輪、土塁、石垣、空堀、堀切、館跡
- 概要
-
戦国時代、若狭国と敦賀国の国境の「城山」に、武田氏重臣の粟屋勝久が築いた山城。越前国の朝倉氏の度重なる来襲を退け、「難攻不落の城」として称えられた。1570年、朝倉攻めに向かう織田信長率いる3万の軍勢を迎え入れ、木下藤吉郎、徳川家康、明智光秀らも入城。信長は朝倉氏に対する籠城戦に耐えた勝久を称えたという。のち1583年、秀吉家臣の木村常陸介が城主となり、城下町を開く。本丸から望む日本海が見事。麓には、居館とみられる石垣も残っている。
1983年、美浜町指定史跡に指定される。
佐柿城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR小浜線美浜駅から若狭国吉城歴史資料館まで
・徒歩40分
・若狭美浜観光協会のレンタサイクルで20分
若狭国吉城歴史資料館から本丸まで山道を30分
- 100名城スタンプ
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若狭国吉城歴史資料館(地図)
- 探訪記の該当部分
- 琵琶湖周辺100名城(5)―佐柿国吉城、玄蕃尾城、大垣城
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