佐賀城
さがじょう
日本100名城 No.89
- 場所
- 佐賀県佐賀市城内(地図)
- 築城時期
- 江戸時代初期(1608年)
- 築城主
- 龍造寺氏、鍋島直茂・勝茂
- 主な城主
- 龍造寺氏、鍋島氏
- 分類
- 輪郭梯郭複合式平城
- 遺構
- 鯱の門・続櫓、御座の間(移築)、石垣、堀、土塁
- 概要
- 肥前国佐賀の、龍造寺氏の拠点だった村上城を前身とし、龍造寺隆信の死後実権を握った鍋島氏が改修・拡張して築いた城。1608年、佐賀城総普請が始まり、1611年に完成して鍋島勝茂が本丸に入る。1726に火災で天守閣をはじめ本丸・二の丸・三の丸が消失。1728年に二の丸が再建され、藩政の中心となるが、天守は以後再建されず、天守台のみが現在に残る。1835年、再び火災により二の丸が消失。これを機に本丸御殿が再建される。明治に入り、1874年に江藤新平らが起こした佐賀の乱で建造物の大半が失われる。以後佐賀城跡は学校、測候所、県庁など公共施設として利用される。
1953年、現存する鯱の門と続櫓が佐賀県重要文化財に指定され、1957年には国の重要文化財に指定される。2004年、本丸御殿を木造復元した佐賀県立佐賀城本丸歴史館が開館。
龍造寺佐賀城、村中城、佐嘉城、栄城、沈み城、亀甲城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR長崎本線佐賀駅から佐賀市営バス佐賀城跡、サガテレビ前、博物館前下車。
- 100名城スタンプ
-
佐賀城本丸歴史館受付(地図)
- 探訪記の該当部分
- 九州北部100名城巡り(6)―吉野ヶ里、佐賀城、唐津城
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