吉野ヶ里
よしのがり
日本100名城 No.88
- 場所
- 佐賀県吉野ヶ里町、佐賀県神埼市(地図)
- 築城時期
- 弥生時代
- 築城主
- 不明
- 主な城主
- 分類
- 平城(環濠集落)
- 遺構
- 堀、土塁、木柵、逆茂木、櫓跡、倉庫跡、住居跡など
- 概要
- 九州・佐賀平野に築かれた、全長2.5kmの壕に囲まれた古代の環濠集落。弥生時代前期の紀元前5~前2世紀、分散的に「ムラ」が誕生。やがてそれは「クニ」へと発展し、弥生時代中期(紀元前2~紀元1世紀)には大きな外環壕が掘られる。この頃から集落間の争いが強くなったのか、防御設備も発展する。弥生時代後期(紀元1~3世紀)には北内郭・南内郭が形成され、特に北内郭では大型の建物が建築され、最盛期を迎える。しかし古墳時代に入ると濠は埋め尽くされ、集落はほぼ消滅する。
明治の頃から遺物が出土するようになり、第2次大戦後、工場団地造成が計画されるが、1986年以降の調査で計画は縮小され、1990年に史跡、1991年に特別史跡に指定され、1992年、国営歴史公園として整備されることになる。
- 公共交通機関による
アクセス - JR長崎本線吉野ケ里公園駅・神埼駅下車、徒歩15分
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 九州北部100名城巡り(6)―吉野ヶ里、佐賀城、唐津城
コメント(0)
コメントする