萩城
はぎじょう
日本100名城 No.75
- 場所
- 山口県萩市堀内(地図)
- 築城時期
- 江戸時代初期(1604年)
- 築城主
- 毛利輝元
- 主な城主
- 毛利氏
- 分類
- 本丸・二の丸・三の丸:平城
山城(詰丸):梯郭式平山城
- 遺構
- 石垣、堀、長屋
- 概要
-
関ヶ原の戦いで西軍の総大将に就いて敗軍の将となり、周防国・長門国の2ヶ国に減封された毛利氏が、広島城に代わる居城として1604年に築いた城。指月山の山麓にある平城(本丸・二の丸・三の丸)と指月山山頂にある山城(詰丸)で構成されている。堀に面して望楼型5層5階の天守も建てられ、天守台が今も残る。以後江戸時代末まで毛利氏が城主を務め、長州藩(萩藩)の拠点となるが、1863年、毛利敬親が藩庁を山口城(山口市)に移し、萩城は藩庁としての役目を終える(山口移鎮)。明治に入り、 廃城令により天守・櫓などの建物が破却される。
1951年、国の史跡に指定。1967年、萩城下町が国の史跡に指定。1971年、指月山が国の天然記念物に指定。1996~2011年にかけての整備事業で堀や石垣、北の総門などが復元される。2015年、ユネスコの世界遺産に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つとして登録される。
指月城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山陰本線 東萩駅もしくは萩バスセンターから萩循環まぁーるバス・西回り「晋作くん」で萩城跡・指月公園入口・北門屋敷入口下車、徒歩5分。
- 100名城スタンプ
-
本丸入口料金所(地図)
コメント(0)
コメントする