観音寺城
かんのんじじょう
日本100名城 No.52
- 場所
- 滋賀県近江八幡市安土町石寺(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(15世紀後半)
- 築城主
- 六角氏頼
- 主な城主
- 佐々木六角氏
- 分類
- 山城(比高310m)
- 遺構
- 曲輪、土塁、石垣、竪堀、虎口、堀切、井戸
- 概要
-
戦国時代に近江国守護佐々木六角氏が拠点とした繖山(きぬがさやま)上の山城。応仁の乱の際には六角氏が西軍に属したため同族の京極氏に攻められ、3度の攻防戦が繰り広げられる。その後、家臣の伊庭氏が背くなどして度々戦闘の舞台となる。1568年、六角義賢により石垣を巡らすなど大改修が行われる。1568年、六角氏は足利義昭を擁して上洛した織田信長と敵対するが、支城を落とされると観音寺城から逃げ出して無血開城。その後廃城となったとされる。
総石垣造りで、山上から山腹にかけて屋敷が密集する、「日本五大山城」の1つにも数えられる巨大さを誇った。中枢部分は、山頂部の本丸、平井丸、落合丸、池田丸、大石垣となる。
1982年、国の史跡に指定される。
佐々木城、鷦鷯城(さゝきのしろ)の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR東海道線安土駅から
桑實寺山門まで
・徒歩30分
・レンタサイクルで10分
桑實寺山門から桑實寺(拝観料300円)経由で山道を40分。
石寺楽市まで
・徒歩50分
・レンタサイクルで20分
石寺楽市から日吉神社、観音正寺(拝観料500円)経由で山道・階段を50分。
石寺楽市から日吉神社、御屋形跡を経て大石垣に向かう追手道は無料で通ることができ、且つ時間制限も無いが、険しい山道で、登山の経験・装備が無いと厳しい。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 琵琶湖周辺100名城(3)―観音寺城
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