松阪城
まつさかじょう
日本100名城 No.48
- 場所
- 三重県松阪市殿町(地図)
- 築城時期
- 安土・桃山時代(1588年)
- 築城主
- 蒲生氏郷
- 主な城主
- 蒲生氏郷、服部一忠、古田重勝
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 天守台、本丸、二の丸、石垣等
- 概要
-
豊臣秀吉によって南伊勢に移封された蒲生氏郷が、松ヶ島城に入った後、それに代わる拠点として1588年に築いた平山城。3重5階の天守も築かれる。氏郷は旧領の近江商人を呼び寄せて楽市楽座を設け、更に湊町に伊勢大湊の豪商角屋氏を呼び寄せ、商都松阪の礎を築く。氏郷が小田原征伐の功により陸奥国会津に転封となった後は服部一忠、古田重勝が城主となり、1619年に古田氏が石見国に転封となった後、南伊勢は紀州藩の藩領となる。江戸時代初期に天守が台風で倒壊し、天守台のみが残る。
明治に入り、廃城令による破却と失火で建造物は失われるが、強固な石垣等が今に残る。
2011年、「松坂城跡」として国の史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス - JR、近鉄松阪駅から徒歩20分。
松阪駅から三重交通バスで市民病院前下車、徒歩1分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 三重100名城(2)―松阪城、田丸城
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