川越城
かわごえじょう
日本100名城 No.19
- 場所
- 埼玉県川越市郭町(地図)
- 築城時期
- 室町時代(1457年)
- 築城主
- 太田道真、道灌父子
- 主な城主
- 扇谷上杉氏、後北条氏、酒井氏、堀田氏、結城松平家など
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 堀、土塁、御殿の一部
- 概要
-
室町時代、関東管領・上杉氏と古河公方の対立の中、1457年に扇谷上杉氏の上杉持朝が家宰の太田道真、太田道灌父子に築かせた城。「道灌がかり」と呼ばれる連郭式縄張りで築かれた。16世紀には後北条氏に攻められ、1537年、後北条氏に奪取される。その後は後北条氏の武蔵国支配の拠点となり、「河越衆」と呼ばれる大道寺氏らの精鋭部隊が配置された。1590年の豊臣秀吉による小田原征伐で降伏。前田利家の軍勢が河越城に入城する。江戸時代には江戸の北の守りとして重要視され、代々幕府の重臣が城主となった。1848年、結城松平家の松平斉典により、焼失した二の丸の御殿の代わりに本丸御殿が造営され、これが現在まで残る。
1924年、川越城跡が埼玉県指定史跡に指定される。1967年、本丸御殿が県指定有形文化財に指定される。
河越城、初雁城、霧隠城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR川越線・東武東上線川越駅からバスで
・博物館・美術館前下車、徒歩すぐ。
・札の辻下車、徒歩12分。
・川越市役所前下車、徒歩10分。
・川越氷川神社下車、徒歩7分。
- 100名城スタンプ
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川越城本丸御殿受付窓口(地図)
- 探訪記の該当部分
- 茨城100名城(2)―鉢形城、川越城
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