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旅先の病気

 
このサイトを開設してから、いろいろな方から、いろいろな感想をいただきましたが、当初多かったのが「桂林(中国)での食中毒、大変でしたね」というもの。
中には「私もやってしまいました」「中国初旅行での”体調崩し率”高いみたいですね」というものもありました。
そこで、このコーナーを立ち上げました。
あなたも、旅先で体調を崩したことがありませんか?
このコーナーは、皆様のそういう経験をリサーチして、その状況・原因・予防策などを分析して、今後旅をする人の参考になれば、というものです。

あなたの経験談を↓から投稿して下さい!
(名前《ハンドルネーム可》、在住の都道府県あるいは国、具体的な症状、原因、対策を明記してください)

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中国・桂林で食中毒 (カズ@憧れの大地=管理者)

具体的な症状

旅行記のコーナーにも書きましたが、もう少し詳しく書き直します。

中国・桂林で漓江下りを翌日に控えた私は、ホテル近くの食堂で夕食を取ることにしました。
客は他にはおらず、私が日本人と分かると、食堂の経営者一家は過剰とも言える程歓待してくれました。
店の主人は水槽の中を泳いでいた大きな魚を捕まえると、奥へ下がって行き、戻って来た時には見事な魚料理に変身していました。
その他にも、初めて見るような料理が次々と運ばれてきます。
初めはおいしく食べていたのですが、そのうち何となく食欲がなくなってきました。
その上、意識が朦朧としてきて「食中毒だ!」と気付いた時には、時既に遅し。
高い金を払って表に出たものの、2、3歩歩いたら、自転車を巻き添えにその場に倒れ込んでしまい、店の主人の肩を借りるハメに。
ホテルにたどり着く間に、水同様の下痢が本人の意思とは無関係に、ズボンを汚していました。
翌日の漓江下りのドクターストップが嫌だったので、医者には行かず、手持ちの正露丸だけで対処しましたが、下痢はその後、1週間は続きました。
原因と対策

原因となった料理は、初めは賞味期限の切れたビールかも、と思っていましたが、後になって考えれば、何かおかしなものが入っていたとしか考えられません。
(医療の心得がある人は『麻薬でも入っていたのでは?』と言っていました)
私のミスの1つ目は、客のいない店に入ってしまったこと。
それを見ただけで、その店の質は推して測るべきだったでしょう。
(結果論ですが)客が1人だけでなかったら、あんな過剰な歓待もされず、変なものが入った料理も出てなかったかもしれません。
もう1つ。その店には菜単(メニュー)がありませんでした。食中毒に関係なく、そんな店には入るべきではありません。
2つ目のミスは、初めて見るような料理に軽々しく箸をつけてしまったこと。
それまでは日本でも定番のメニューを食べてきたから大丈夫でしたが、外国に入ってあまりたたないうちに、食べ慣れない物を食べるのは、やはり避けるべきでしょう。
それから、日本から持ってきた薬に頼ったことが、回復を遅らせたかもしれません。
飲み慣れた薬の方が、安心感はあるかもしれませんが、沢木耕太郎の「深夜特急」の中で、筆者がインドで風邪をこじらせた際、宿のボーイに
「それ(日本から持ってきた薬)はよくない。インドの病気は、インドの薬でなくては治らないよ」
と言われた、というくだりがあるように、現地で患った病気には、やはり現地の薬の方がいいでしょう。
特に中国には、漢方薬という、素晴らしい薬があるのですから。
最後に、やっぱり医者には行った方がいいです。私の真似は(できれば)しないように。

 参考文献:沢木耕太郎「深夜特急3 インド・ネパール」(新潮文庫)

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中国・天津で水便 (神奈川・ひまわりさん)

具体的な症状 伝言板にも書きましたが…いわゆる、「水便と」いうヤツです。
大夫から漢方薬をもらったのですが、飲んでも効きませんでした。
平気で屋台のご飯や肉の串焼きなどを食べていたので…。
原因と対策 一番怪しいのは、夏だったのでミネラルウォーターを買っては飲みまくってたのですが、1回だけ買ったそのときからストローが入っていたミネラルウォーターがあったのです。
私は何も考えず「あ、はじめからストロー入ってるなんて気が利いてるなぁ」。
しかし、よく考えてみると市販のものにストローが入っているわけなどなく…きっとそれは、生水を凍らせたものだったのでしょう。
みなさん、ミネラルウォーターを買うときは必ず未開封のものであることを確かめて買いましょう!

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中国・長春で風邪
中国・西安で吐き気
(福島・朋さんから2題)

具体的な症状 長春(旧正月のころ)では、中国について1週間位個人の家に泊めてもらっているときに、 とっても調子が悪くなって、確か、風邪っぽかったような。
その後行った西安では、夜、屋台めぐりしてるときなんとなく気持ち悪くなって、 部屋についたら、食べたもの全部、もどしてしまい、一晩中気持ち悪かった・・。
原因と対策
〈長春〉
あまりの寒さに驚きつつも、そこらへんを、うろうろしていたせいかも。日本から着ていったコートは、鼻で笑われてしまって、そのお宅のものを借りて着ていたんだけど、それでも寒かったようで、なんだか調子がよくないってことで、結局家の人に黒ーい粒の薬をもらって飲んで、寝たら、1日か2日で良くなったはず。やっぱりばばシャツ(管理者注:長袖のアンダーシャツのこと)は必要、それにカイロも。あと休息・・・・・。
〈西安〉
長春の後に行ったせいか、寒さはぜんぜん覚えてない、そして調子に乗って屋台?でヨーグルトドリンクみたいなもんを、ごくごく飲んだ。多分そのせい。でも一緒に飲んだ友達は何ともなかった、何で?(ちなみに、長春では2人とも寝込んだ)
次の日は、部屋で一人寂しく休息。薬は、どーだったかな。でも飲んだとしても日本のもの。夕方にはほとんどよくなってたし、北京行きの切符が買ってあったので、駅へ・・やっぱり休息?食べすぎもいけないかも。
そうそう、私も駅でミネラルウォーターを買ったら、どー見てもふたいっぺん開けたよね、これ、ってのにあたってしまい、こーかんしてもらいました、だって中になんか変なもんが見えたきがして。

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中国・麗江で食中毒(埼玉・重慶さんから)

具体的な症状 留学していた時、冬休みを利用して雲南省に旅行したのですが、旅も後半で世界遺産にもなっている麗江を訪れ、3日目の午後何気に街中で売られている揚げ物を食べた際おいしく感じ、調子に乗ってがついてしまいました。その場はなんとも無かったもの、その日の夜になって悪夢はやって来ました。
最初は胃のもたれかなと思っていたら、だんだん吐き気を催し、胃の上部から食道を経由して、それから24時間は30分おき位吐いていました。と同時に下の方も放出を始め、こちらは始めの6時間は10分おき位その後も頻繁に上と下の繰り返しでした。
始めの嘔吐と下痢から24時間くらいでやっと治まり、48時間後には何とか行動可能に、そして3日後にようやく観光を再開しました。
原因と対策

原因は2つ考えれます。
1つ目は、使っている油がめちゃくちゃ古かった。
2つ目は、鉱物油の混入です。
どちらも日本では考えられませんが、中国では起こりえます。特に鉱物油の混入は中国の新聞で見かけたのですが、死亡者も出ている悪質なものです。しかしながらこうした油を実際に使っている生産者は偽物とわかって使用します。
(中国では偽物の流通が物凄い、特にCDなんかは本物を見つける方が大変)
なぜなら正規品より安いし、今回のケ-スでは使っている人は自分の口に入れません。なにしろ日本人の金銭感覚では信じられない金額をケチります。
(誤解しないように記しますが、中国人全部ではありません。特に命に関わる薬や食品は中国でも年々消費者の目は厳しくなっています)
何しろ油が当たると、本当に苦しいです。予防としては”食べない♪”のが一番ですが、屋台の食べ歩きは海外旅行の楽しみの一つですからそうも行きません。なるべく多くの人が食べている所で食べる。一度に多量に食べない。目の前で調理したものを食べる。揚げ物は多量の油を使いますので特に注意が必要、なるべく手をださない。等でしょうか。
地球の歩き方に載っているような模範解答ですいません。

もしも不幸にも発症したら絶対安静です。はじめは間違えなく嘔吐と下痢ですから、脱水症状に陥らない様白湯を飲んで下さい。やや落ち着いたら白湯にブドウ糖を溶かして飲んでみましょう。ポカリスエットのような物があればベストです。(中国にはこのテの飲料がない《管理者注:投稿当時の話。今はあります》ので日本から粉末タイプのを一袋持参したほうが良いでしょう)
さらに落ち着けば、リンゴでも食べて下さい。おかゆでも作ればベストなのですが、旅行中はちょっと難しいでしょうが体力つけるために何か食べなけばなりません。
しかし中国ではあっさりとした物はなかなかありません。饅頭ではぱさっとしてますし・・・・そこで手軽にインスタントラーメンはお勧めです。もっともこれもまだ日本人からすれば脂っこいのですが、まだいけます。炒手といってワンタンも良いです。(北方では餛飩[huntun]と呼ばれている)
薬は胃薬は何を飲んだか忘れましたが下痢を止めるには、西安楊森という製薬会社の”易蒙丁”だったと思うのですが、これがよく効きます。50元位で6粒だったはずです。
(薬を買うと時もなるべく大きい店で買って下さい。街中では偽物を掴ませられる可能性があります)
私は2粒で一日3回で止まるまで飲みました。
ちなみに日本で絶大の効果がある正露丸は全く私の場合は効きませんでした。所変われば薬も変わるのでしょうか?

また、中国で貧乏旅行もそれはそれで良いのですが、もしもこの様な事になった場合ドミトリ-や風呂トイレ共同の宿では不便極まり無いです。特に共同トイレは日本人にしてみれば言語に絶します。この様な状態で便器?いや穴に向かったら(ご存知でしょうが、中国のトイレは恐ろしくて形容できません)よほど強靭な精神力が無いと回復も遅れます。
ですから日本のビジネスホテルを少し大きくした様な部屋に泊まるのがベストです。大都市と繁忙期(中国では旧正月とゴールデンウィーク)を除けば大概1泊150~200元(日本円で2000~3000円)です。これが高いか安いかは個人差がありますからわかりませんが、窃盗や強盗からのリスクも考えれば決して高くないと思います。
それはさておき、海外では自分で自分を守るしかありません。中国でもしかり。ある程度の出費で安全や快適が買えるならそれも選択肢の一つです。どうか皆さんご無事に旅行してください。

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チベットでの高山病(カズ@憧れの大地=管理者)

※「チベット旅行のツボ高山病を予防しよう」に移動。

メキシコで下痢(東京・たかさんから)

原因と対策 路上でフルーツ盛り合わせ(氷付き)、とうもろこし(チーズ付き)を食べた。屋台で食事をした。帰りの飛行機はつらかった。成田空港で便検査をしたが陰性でした。
ひょっとしてランブルべん毛虫が検出されるかも、と思っていました。

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上海旅行 下痢と湿疹(Celiaさんから)

具体的な症状

7月下旬に上海の3泊4日のツアー旅行。1日目と4日目は移動だけなので実際は中2日。
非常に蒸し暑い日が毎日続いた。東南アジア以上に暑く感じ湿気もひどかった。

症状は3日の夜に軽く出た。 ホテルに帰りまず普通に用をたした。そして少ししたらお尻の穴に唐辛子でもすりこまれてるかの様な物凄い痛みを感じてビックリしてトイレへ。
何故か少量の水分が下着に付いていた。水が出たような感覚は全くなかった。

4日目の早朝、お腹がパンパンに膨れていて胃ももたれてる。朝食は食べれそうにない。コーヒーだけ飲み、その後下痢が続く。
その後日本に着いても下痢が続く。嘔吐はない。お腹もそんなに痛くないが胃が定期的に痛む。食中毒とはまた違う症状。痛み苦しんでもだえる感じは無い。

4日目の夕方、既に日本に到着していたが、帰りの電車で腕の内側の柔らかい部分がボツボツしてることに気づく。
夜にそれはピークを向かえ、まるで見た目は蕁麻疹のように両腕の内側が熱もってボコボコに腫れている。腕の外側は赤くなっている。指の第2関節までボコボコ。
二の腕には赤い丸い斑点が2個ほどあった。かゆくは無い。どちらかというと軽くヒリヒリする感じ。腕以外は特に症状は無かった。
とりあえず寝たら翌朝にはボコボコの腫れはひいていて普通に戻っていた。
胃痛は残る。体調もあまり優れない。

食事については2日目のツアー観光では食事は朝はホテルのバイキング。
野菜炒めやチャーハン、フルーツトマトは生で2個食べた。
昼と夜で広い観光客向けのレストランで大皿料理をツアー客と囲む。
全て火は通ってる。
夕食、火が通ってないものはきゅうりのお漬物ぐらい。

3日目、朝はホテルのバイキング。お粥、トースト、野菜炒めなど。
昼は蟹ミソと蟹肉で作った有名な小龍包と豚肉の小龍包。
夜は焼き小籠包。その後地元の人が通うようなお店で焼きそばと空芯菜炒め。
お店は常に人でにぎわっていた。焼きそばは非常に安かった。(5元)

お水はミネラルウォータ。氷などは一切口にしてない。缶やペットボトルのスプライトは飲んだ。歯を磨くときもミネラルウォーターにしていた。

ツアー客の女性も1人は3日目に熱を出したらしく、もう1人はお腹が痛くなって具合悪くなりながら帰国していた。

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中東で?急性肝炎(Sさんから)

具体的な症状

体調がはじめに悪くなったのはインドの最後1週間、下痢が止まらなくなり、私は以前ネパールでお腹お壊した時に薬局で買った薬を飲んでいました。それも効かず、とりあえず日本の薬も飲んでました。それでもその1週間、何が原因か何の食べ物に当たったかも分からず下痢が続きました。
こんなことは初めてで、そのままトルコに飛行機で飛んで、初日に病院に行きました。どんな薬を飲んだのかって聞かれても、抗生物質としか言えずに、その病院で点滴して、トルコの抗生物質をもらって3日後に回復し、そのまま1週間後くらいにイランに抜けました。

それから1週間後くらいに急に38度の熱を出し、でも次の日の朝には下がりました。なんだったのかってくらいにしか思ってなかったけど、それから食欲がなくなりました。でも暑さとイランのご飯のまずさだと思ってそんなには深く考えていませんでした。
それから3日後くらいに、カスピ海の方へ向かうバスの中で隣のおばさんにもらったフルーツを食べた直後にそれを戻し、そのおばさんの親戚の家に2泊させてもらったけど、その時も殆ど何も食べれず、3日目の朝に病院に連れて行ってもらって点滴を打ってもらい、また薬を飲みました。その薬自体は2,3日で勝手にやめてしましました。
その日にテヘランに戻り、数日後の飛行機までGHで安静にしようと思いました。

その時にインドのガイドブックでA型肝炎の欄をみると、急な発熱があるがすぐに下がる、食欲不振、下痢、嘔吐、黄疸などの症状があるって言うのを読んでもしかしてと思いました。そしてGHのおじさんに目黄色いよって言われて、もしかして黄疸?ばっちり肝炎の症状やって思いました。でもイランではカードも海外旅行保険のキャッシュレスサービスも使えないし、現金も400ドルしかない。そしてどうしても飛行機を逃すことができないと思い、ひたすら安静を心がけました。でも肝炎かもって意識すると病状が出てくるもので、少し長く歩くと肝臓が痛くなるときもありました。

そして、無事飛行機にのり台湾へ。病院に行くと医者に即入院って言われました。
しかし、検査を受けるうちにA型などのウイルス性肝炎でないことが判明して、じゃあ原因はなんだって話になりました。トルコで飲んだ薬の箱を渡すと、その中の一つが肝炎を引き起こす可能性がある薬からそのせいかもしれないということで急性肝炎という病名を頂きました。
5日入院して日本に帰国して、日本の病院にまた行って再度ウイルスチェックをしましたが陰性でした。しかし黄疸が治まるのがなかなかで、病気らしい病気をしたことないので治るまですごく不安な日々でした。

原因と対策 日本の医者はトルコの薬だけでは呑んだ時期や期間で肝炎になるのは不自然だっていってましたが、私は薬が原因だとしたらネパールで飲んだ薬とトルコの薬が合わなかったんじゃないかと(なにしろインドやネパールの薬は副作用が強いと聞いたことあるし)思ってます。
これからは一度使った薬はその時その時で捨てて、体調が悪くなったらその場で病院に行って薬をもらうこと、そして予防接種もできればやって行きたいと思いました。

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