バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

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カランバカ―アテネ ~再び神の住む丘の下へ

トレッキングコースを下り切ってカランバカの街に到着したところで、チエコはビザンティン時代の教会へと向かった。私も昨日訪れたものの内部は見ていなかったので行きたかったのだが、アテネに戻る列車の時間がぎりぎりだった。残念だったが、ビザンティン時代の教会は断念し、チエコとはここで別れて駅へと向かった。
発車まで僅か30分程のぎりぎりのタイミングだったが、列車の切符はまだ売り切れてはいなかった。無事確保したところで宿に戻ってバックパックをピックアップし、再び駅に急いで列車に飛び乗る。

来る時と同じコンパートメントタイプの座席を期待していたが、今度は日本でも普通に見られる、仕切りの無い2人掛けシートが通路を挟んで両側に並んでいるいわゆるオープンサロンタイプだった。ちょっと残念。

長距離移動となるとこれが普通なのか、アテネ到着はやはり20分程遅れての22時半すぎとなった。

地下鉄でアクロポリへと移動。4日ぶりに神の住む丘の下へと戻って来た。
先日も宿泊したSTUDENT & TRAVELLERS INNに入る。前回は窓の無い地下のドミトリーしか無かったが、今度は窓のある地上のドミトリーに案内される。
同室のツーリストは日本人とのことだったが、既に就寝中で部屋は真っ暗だった。眠りを妨げないように気を遣いつつ荷物を開け閉めしてシャワーを浴びに行き、近くの店で買ったビールを中庭でひっそり飲んだところで、私も明日に備えて休むことにした。

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