バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

ルアンパバーン-3 ~クアンシーの滝、ラオス最後の夜

2007年11月15日

午前中は、早朝の托鉢を見たり街を散歩したりして過ごす。
カオピヤックセン
カオピヤックセン
散歩の途中、ワット・シェートーン近くの店でカオピヤックセンというラオス風うどんを朝食に食べる。日本のガイド本でも紹介されている店だが値段わずか5000kipと、観光客相手にぼったくらない姿勢がいい。味の方も文句無しだった。

昼から、日本人総勢10人でトゥクトゥクをチャーターしてクアンシーの滝に出かける。
滝は一見そう高くは見えないが、何段階かに分かれて水を落としていて、それを全部合わせると結構な高さになる。
一番下の滝壷から一つ上の段まで上ることができ、そこから上を下を眺めることができるというので皆で上ってみる。滝の水で濡れて滑りやすい悪路を慎重に歩きながら目指す場所に着き、見上げてみると滝の大きさがよく分かる。
滝壷からほんの10メートルほどの所まで、川の水に足をつけて近づいてみた。細かい水しぶきに包まれ、清流の冷たさが足に伝わってくる。自然との一体感が感じられ、実に気持ちがいい。

クアンシーの滝
クアンシーの滝
自然と一体に
自然と一体に

夜、仲間が偶然知り合った日本語の上手なモン族の少女・イエンちゃんがこの日ちょうど18歳の誕生日だというので大勢で誕生祝いをした。
イエンちゃんを囲んで食事
モン族の少女・イエンちゃんを囲んで食事
イエンちゃんはとてもチャーミングな女の子だった。18歳になったばかりの若さとは思えないほど流暢に日本語を操る。ユーモアも持ち合わせていて、誰かがちょっと肩に手を触れただけで、それが男であろうと女であろうと「10ドル♥」と手のひらを差し出すという、ちょっと"小悪魔"が入った女の子である。そんなジョークも飛ばしつつ、あっという間に皆に溶け込んでいた。
交流は夜遅くまで続いたが、私は22時のバスで中国・景洪へと旅立たなければならなかった。イエンちゃん、そして一緒に行動してきた仲間との別れを惜しみつつ、その場を後にした。

ところが、誕生会会場から離れる直前に、停電。街全体が真っ暗になってしまった。間もなく回復してくれたが、暫くは宿までの道を真っ暗な中歩くことを強いられ、少し心細い思いをさせられた。治安のいい街なのが不幸中の幸いだった。

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