バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

バンコク-9 ~サイアム地区、ルンピニ公園、パッポン&タニヤ

2007年10月16日

エラワン廟で祈りの舞いを行うタイ女性たち
エラワン廟で祈りの舞いを行うタイ女性たち
バンコク伊勢丹のあるエリアの南に通っているラーマ1世~プルンチット通りでは、サイアム駅-チットロム駅間で、地上と高架列車スカイトレイン(BTS)の線路の間が歩道になっている。その間をぶらぶら歩いていると、ラチャダム通りとの交差点南東に廟があるのが見えた。タイで廟と言うと仏教か、とその時は思ったが、エラワン廟というヒンドゥー教の施設だった。
廟の中では、タイ女性たちが「これぞタイ女性」という感じのきらびやかな衣服と冠をまとって踊っていた。下りて近づいてみると、受付のような場所がある。どうやら、この舞いは一種の宗教的なお祈りのようなものらしい。この時、彼女らの横で手を合わせている日本人女性がいた。

また上の歩道に上がって東へと進み。チットロム駅で高架歩道は終わる。
そのままBTSに乗り、サラディーン駅まで向かう。 ルンピニ公園
ルンピニ公園。ジョギングをする人たちが多い
途中、ラムチャダリ駅で、ビルが建ち並ぶ街のど真ん中に競馬場が見えたりもした。

サラデイーン駅で下車。バンコクのやかましい街中にも、オアシスはある。同駅近くのルンピニ公園では、人々がさまざまな形でくつろいでいる。特に、ジョギングやウォーキングをしている人々の姿が目立つ。王宮とルンピニ公園を合わせると、日本の皇居のような存在になるのかもしれない。
公園の東に行くと、ルンピニ・ナイトバザールがある。まだ陽は落ちていなかったが、そこそこ人出はあった。チェンマイで訪れたナイトバザールと雰囲気がよく似ている。

歩き回っているうちに、あたりが暗くなってきた。
夜のバンコクといえば、あそこを見ておかない訳にはいくまい。
 ―― パッポン通りタニヤ通り
ルンピニ公園近くに位置する、東京で言えば六本木と歌舞伎町を合わせたような感じの、バンコクの歓楽街である。
パッポン通りには主に西洋人をターゲットにしたゴーゴーバーや風俗の店が並んでいる。一方、タニヤ通りはほぼ完全に日本人をターゲットにしており、クラブや飲食店のネオンや看板が華やかだ  ――  と言うよりは、けばけばしい。

パッポン通り
パッポン通り
タニヤ通り
タニヤ通り

私はパッポン通りの怪しげな店には入らず、タニヤ通りにある炉ばた焼きの店で飲んだだけで済ませた。
日本人が経営する店のカウンターに座ると、マスターに「旅行者ですか?」と言われる。まあ、バンコクでこんな小汚い恰好をした日本人となればバックパッカー以外あり得ないだろう。
マスターとこれまでの旅の話などをしながら焼き鶏と生ビール2杯をいただく。しかしそれだけでも、バックパッカーの1日分の生活費に近い金(500B強)が飛んで行った。
恐るべし、パッポン & タニヤ。

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