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世界への旅(旅行記)

アジア周遊第4部 ネパール

カトマンズ・10 ~再びパシュパティナート

2007年7月30日

昨夕の太陽をこの日も期待していたが、また逆戻り。いつも通りの曇り時々雨である。

1週間前と同じクリニックで狂犬病の予防接種の2度目を受けた後、先日訪れて時間があればまた来たいと思っていたヒンドゥー教寺院・パシュパティナートへ足を向けてみた。

先日とは逆に、今回は裏山の方からアクセスしてみた。
男性シンボル像をさすって祈りを捧げる女性
男性シンボル像をさすって
祈りを捧げる女性
裏山の階段を上ってみると、先日は訪れていなかった廟がある。その中には、男性のシンボルをかたどった真っ赤な石像が安置されていた。どうやらシヴァ神を象徴するものであるようなのだが、女性がそれをさすって祈りを捧げている光景は、ヒンドゥー教を信仰していない私には少々奇異に見えた。子宝に恵まれますように、という願いでも込めているのだろうか。

寺院の北側から小山を越えて、ネパールのヒンドゥー教徒にとっての聖なる川・バグマティ川のほとりに出る。
雨にもかかわらず、大勢の人々が沐浴をしている側で、何かが横たえられており、その周りの人々が川の水でそれを洗っている光景が見えた。
そこに横たえられていたものを見た瞬間、写真を撮っていた私の手が止まった。
―― 遺体である。
70歳を超えたと思われる小柄な老人だった。
遺体を川の水で清めた後、人々は死体を麻布でくるみ、担架のようなものでどこかに運んで行った。
これから荼毘に付されるのだろう。
先日も火葬場で火が燃えているのを見たが、この日はそれ以上に、この川と、人の"死"というものの密接な関係を見せ付けられた。

赤いサリーの女性
列を成して行進する赤いサリーの女性

寺院を出て帰途に就こうとすると、どこからか大音響で叫び声が聞こえてきた。見ると、1台の自動車が細い下り坂の参道をゆっくりと下りてくる。
その叫び声を掛け声にするかのように、赤いサリーを着た女性たちが自動車の後ろを一列になって整然と歩いていた。
赤いサリーの女性たちと言えば、以前にも見た覚えがある。ちょうど1週間前、カトマンズのダルバール広場で、夫の健康祈願をしていた赤いサリーの女性たちがいたのだ。
その時も、この時も、月曜日である。
調べてみると、今の時期はちょうどサウン月(ビクラム暦の4月)で、ヒンドゥー教徒はこの時期、いつもにも増して盛んに参拝を行うという。特に月曜日は、シヴァ神に祈りを捧げる日とされているようなのだ。 それは理解できたが、なぜ赤いサリーの女性が突出して多く見えるのだろう…。

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